mabuchiのblog

京都トレーニングセンターで、地域から世界を目指すアスリート/ジュニアアスリート/パラアスリートのサポートをしています。M.S. JATI-ATI 健康運動指導士。本ページにて言及した内容は京都トレーニングセンター等とは一切無関係であります。従って、これに関してのお問い合わせやクレームは一切お断りさせて頂きます。

#14 B.リーグ開幕

日本におけるバスケットボール競技のリーグ戦「B.リーグ」が本日開幕しました。

手がけたのは、川淵三郎さん。

当初は、バスケットボール競技が、世界の基準に適合していなく、オリンピックなどの国際大会への出場資格を失うという事態を改善するため、まさしく白羽の矢がたったとのこと。

世界基準というのが、「ひとつの国にリーグは1つ」という基準。
世界というか、当たり前というか、、、
国内最高峰のリーグが2つあることで選手が分散。切磋琢磨する機会も減ってしまう。
2つあることで、選手の雇用機会が増えるというメリットはあるかと思いますが、年俸は厳しい状況とのことだったらしいです。

日本バスケットボール協会としては、いろんなことがあり、川淵さんをはじめ、多くの方がご苦労されたと思います。

結果として、日本がリオオリンピックの予選に出場できるようになり、女子がオリンピック出場を果たしました。

そして、今日のB.リーグ開幕。

やはり、競技力を向上させるためにも国内最高峰が明確であり、その先に国際大会があると、その競技を行っている選手の目標になります。

川淵さんは、国内→世界というビジョン。そのために何をすべきかを的確に把握でき、実行できるよう様々な手腕を発揮できる方なのでしょう。

もう少し、このB.リーグ。川淵三郎さんについて調べたいと思います。

#13 競技用義足と競技用車いす

今朝のニュース番組で、パラ陸上アスリートの義足について特集がされていました。

 

「競技用義足の多くは、海外メーカーが作成。一方、競技用車いすは、日本メーカーも作成し、今回のリオパラリンピックのメダリストの多くも日本製の競技用車いすを使用している。」

そして「競技用義足の開発が遅れている」というニュアンスの表現もされていました。

 

確かに日本製の競技用義足は、お目にかかることは少ないです。

これは、パラアスリートだけの問題ではなく、障がい者に対する日本の社会にも影響していると感じました。

 

「歩くことができない」→「車いす」or「義足」

 

という選択をする際、本人、家族、医療関係者等、どのような判断をするのか?だと思います。

 

「日常生活を送るために、考えられる弊害がなるべく少ない選択をするケースが多い」、「車いすを選択してる方が多い」ということを判断材料とする方もいらっしゃると思います。

 

いろんな選択肢があり、自身で選択できる社会づくりという観点も必要だと感じるニュースでした。

#12 リオデジャネイロの夏が終わりました。

リオデジャネイロで開催されておりましたオリンピック・パラリンピックが終了しました。

 

オリンピック・パラリンピックにて各メディアの対応が異なっていたと思います。

これは、以前から感じていましたが、今回、パラリンピックに関する情報は、ロンドンの時と比較してもだいぶ変化しているように感じます。

一方で、選手がメディア対応に慣れていない、質問するメディアもパラアスリートへの質問が慣れていない様子も見受けられました。

 

様々な意味で今後は注目され続け、オリンピック・パラリンピックにともに、2020に向けて、更に、ポスト2020に向けての取り組みも本格始動すると思われます。

 

 

#11 テニス 錦織圭選手の活躍

テニス 錦織圭選手!

今日も、4回戦。フェレールにストレート勝ち。

すごいの一言ですね。

強敵あいてにストレート勝ちというのがポイントかと思います。

次の相手が。。。スイスのスタン・バブリンカ(ワウリンカ)選手。強敵ですね。

 

僕もテニス選手のトレーニングをさせていただく機会があるのですが、最近は、「競技特性」というよりも「基礎体力」「基礎的動作」を重要視しています。

※「競技特性」を全く意識していないということではありません。

基礎となる体力・動きがしっかりできていないと。。。という考えです。

これは、テニスに限ったことではなく、様々な競技でも言えると思います。

 

競技団体さんや指導者さんには、ご理解いただくように説明をしていますが、なかな難しいですね。まだまだ努力不足です。

 

#10 思うところ。。。競技団体サポート

ここのところ、競技団体の医科学サポート機会が増えている。(←わかる方はわかると思いますが。。。)

 

競技団体をサポートする団体が増えていることも事実です。

それに伴い、数々の情報も煩雑に流れている。

 

「サポート」を行なうには「バランス」が重要であると思う。

 

サポートには「課題解決型」「提案型」というスタイルがある。(らしい)

多くの場合は「課題解決型」。「提案型」は競技団体との信頼関係が密になって初めて実行できるスタイル。(・・・であると考えます)

 

競技団体をサポートする団体で、この「課題解決型」「提案型」をご理解いただいていない団体もあるようです。

 

「課題解決型」は、一見「受け身」という感じがありますが、これは違います。

「課題をみつける」という作業は、とても重要で、難しい作業です。

それぞれの立場からの見解。これを意見交換することにより、より良いサポートとなっていくと思います。

 

他の団体が行なっているサポートを受動的に情報を得るだけでは。。。と思うのは私だけでしょうか。

#9 ジュニア期の筋力トレーニングについて

「ジュニア期」と言っても、範囲の解釈には種々ありますが、大方、「高校生以下」を指す場合が多いです。

 

今回は、中学生の筋力トレーニングについて私見を。。。

 

筆者自身も中学生時代に、筋力トレーニングがしたく、地元の公共体育館等のトレーニングルームの門を叩きましたが、管理者から「中学生はダメ」ということでトレーニングルームでの筋力トレーニングを諦め、ホームセンターで購入した5kgダンベルを用いてトレーニングしていました。

 

現在は、トレーニング科学的にも中学生の筋力トレーニングに対しては「ガイドラインに沿った形での実施」という位置づけで取り組むことが可能となってきています。

 

この「ガイドラインに沿った形」というのがポイントです。

 

オリンピック選手等のトレーニング指導をしている某センターの方と親しくさせていただいており、「ジュニア期(中学生)の筋力トレーニングについて」の見解を聞いたところ、上記の回答をいただきました。

また、その時の経験談もお教えいただき、最終的には「個人差に応じた筋力トレーニング」となりますが、「ガイドライン」を基にするというのが重要だと感じました。

 

では、実際の現場ではどうでしょうか?

中学生に対する筋力トレーニングでは、多くの指導者は、自分の体重を使った「自重トレーニング」が中心だと思います。

中には本格的な筋力トレーニングを課す指導者もいます。

しかし、トレーニング科学やガイドラインに沿った形ではなく、自己流としか思えない指導をされている指導者もいらっしゃいます。

 

現在、ジュニア期のアスリートに対して、「食育」をテーマにして事業化している県レベルの体育協会が多くあると思います。

確かに「食」は大事ですが、もっとカラダに対しての正しい知識を選手及び指導者へ啓蒙する機会、そして仕組作りに着手して欲しいと感じます。

#8 3.11 思うこと

「3.11」が、昨日過ぎていきました。

もう3年、はや3年。。。というところでしょうか。

 

筆者も関東に住んでいたときに、東日本大震災を経験しました。

関東でも大きな揺れでした。

 

3年経ち、記憶が薄れている人も多いかと思います。

そんな中、メディアは様々な角度から、この経験を放送していました。

今、3年前と同じような地震が来たらどうするか?を再認識させてくれました。

 

震災後半年で日本にいらっしゃったブータン国王が日本国国会で演説内容を思い出しました。

「日本および日本国民は、素晴らしい資質を示されました。他の国であれば、国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は、最悪の状況下でさえ、静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。」

自国民では、なかなか感じることができないことも、客観的には、このように捉えることができると感じました。

 

人と人とのつながりを大事にしていかなくてはなりません。