#3 和歌山から日本へ世界へ
和歌山から「日本代表選手」や「世界と闘うアスリート」が多く輩出されつつあります。
もちろん、「中学校の大会で優勝したい」「インターハイで優勝したい」という選手もいて、おかげさまで多くの方々をサポートさせていただいています。
サポートをさせていただく際に注意しているのが、「私の立ち位置を明確にすること。」
どこまで、関与していいのか?
これは、指導者あるいは選手と十分に確認していかないといけません。
また、私の所属先の考え方もあります。
今後、2015年和歌山国体へ向け、当施設が医科学サポートの中核機関として期待されています。
全競技に対して、不公平感が出ないように配慮する必要もあるからです。
競技団体によっても温度差があるので、うまくコーディネイトしないといけません。
しかし、選手にとっては、関係ない話で、日本・世界を目指すためにサポートを続けて行こうと思います。
#2 健康運動指導士の英語表記
健康運動指導士という資格はご存知でしょうか?
(公財)健康・体力づくり事業財団の認定資格です。
日本国内における健康増進に関わる資格のひとつです。
この「健康運動指導士」の英語表記が
Health Fitness Programmer
だそうです。
Program(プログラム)はWikipediaによると…
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ある物事の進行状態についての順序・組み合わせ・筋などのこと。及び、それを書いたもの。例:金融再生プログラム。
⇒ 計画、予定、スキーム、スケジュール、デザイン、プラン、プロジェクト、プロットなども参照のこと。
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と書かれています。
このような視点での運動指導が大事です。
#1 運動指導のポイント
運動指導のポイントは、経験がある方ほど、引き出しが多いと思います。
最近よくお聞きするのは、「的確に、端的に、アドバイスをくれるとためになる」ということです。
例えば、ストレッチひとつにしても、「どこを伸ばすのか?」「呼吸はどうするのか?」「目線はどうするのか?」と細かくアドバイスをすることです。
ストレッチの手技は、様々ありますがここでは触れません。
細かすぎてもいけませんが、そこはクライアントさんの顔色をみて判断します。
私の場合には、あまり一度に多くのことをアドバイスをしないようにして、ポイントを3つくらいにとどめます。自分も実際に行い、その動きをそのまま声に出して表現します。
「クライアントさんにやってもらい、自分は指導する」という方法もありますが、指導する場合にどうしても「上から目線」になってしまわないように、注意が必要です。「上から目線」とは、「態度」もありますが、「姿勢」もです。目の高さを一緒にするのが大事ですね。