#7 体組成を測定するということ ~障がい者競技スポーツ選手に対して~
体組成
多くの場合「体脂肪率」を指す場合が多いですね。
この体脂肪率を測定する“ゴールデン・スタンダード”と呼ばれる測定方法があります。
水中体重秤量法
これを測定できる施設は、そんなに多くないと思います。
簡単に説明すると「大きな水槽の中に潜って、水中にいるときの体重を測る」という感じです。
もちろん体内ガスの問題も考慮にいれないといけませんが、簡単に説明するとこんな感じだと思います。
この「水中体重秤量法」を基に、様々な測定方法が生まれています。
・空気置換法
・インピーダンス法
などなど
どの測定方法を選択するかは、その施設(体組成を測ろうとしている場所)にどんな測定機器があるのか?というのが大きなポイントになるかと思います。
それでは、障がい者競技スポーツ選手、特に車椅子アスリートや下肢装具を着用している選手に対しては、どのような測定方法がよいのでしょうか?
健常者と同じような測定で果たして良いのでしょうか?
この問題は、早急に解決しないといけない問題だと思います。