mabuchiのblog

京都トレーニングセンターで、地域から世界を目指すアスリート/ジュニアアスリート/パラアスリートのサポートをしています。M.S. JATI-ATI 健康運動指導士。本ページにて言及した内容は京都トレーニングセンター等とは一切無関係であります。従って、これに関してのお問い合わせやクレームは一切お断りさせて頂きます。

#34 コロナ禍の熱中症予防

新型コロナウイルス感染症の影響で、外出自粛となっており、体を動かす機会が減っています。

身体活動量の低下、体力の低下、不活動における悪影響、、、が懸念されていますが、これからの時期に注意しなくてはならないのは「熱中症」です。

 

ゴールデンウィークが明け、徐々に気温が上がっていきます。

沖縄や奄美諸島では梅雨入りしたというニュースが入ってきています。

 

新型コロナウイルス感染症に関係なく季節は巡ってきます。

 

・・・となると例年注意されるのが「熱中症

消防庁の発表によると5月から9月までの救急搬送状況は、

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熱中症による救急搬送状況

となっています。

熱中症の予防の基本は、「暑さに馴れる」ことです。

しかし、ゴールデンウィーク明けくらいから急に気温が高くなることがあります。

暑さに馴れることも大事ですが、「筋肉を増やしておく」ということも大事です。

 

なぜ「筋肉を増やす」のか、少し説明します。

筋肉をスポンジと考えてください。

スポンジには、水分である「血液」を貯めておくことができます。

汗は血液の一種ですので、体の血液量を増やしておくということは、「水分を多く摂る」ではなく、「筋肉量を増やしておいて、血液を貯めておく“貯蔵庫”を増やしておく」ということが必要です。

そのためにも「筋肉を増やす」ということが大事です。

 

コロナ禍であり、体を動かす機会が減っている中、対策が必要です。