#22 セミナーでの資料を事後に配布してみた
筆者に依頼いただくセミナーでは、今まで、配布資料を事前に配布していました。
筆者が受講者として参加したセミナーの多くも配布資料が「事前」でした。
この「配布資料を配る(受け取る)“タイミング”」。
立場が違うと感じることも違います。
受講者としてであれば、配布資料が事前にあることで、ある種の「安心感」がありました。
演者としては、ネタが事前にバレしまう。という致命的な部分をいかにカバーするのか?が腕の見せどころ?になります。(見せどころを設けることができない場合が多いですが、、、)
今回、2つのセミナーで配布資料を事後にしてみました。
一つは実技、一つは座学。異なる方を対象に異なる日に実施しました。
実技の配布資料は、実施する内容が設定時間により変更になる可能性が多かったので、実際に行った内容をまとめ、二日後にHPにアップする方法をとりました。
パスワードにて閲覧制限をかけることができるHPにしておくと、HP特有の「不特定多数の方に」というスタンスから「参加者限定」という位置づけになります。
座学では、パワーポイントを多用していますので、資料としての完成度は別として、一応、資料は「完成」はしています。
資料を事前に配布してしまうと、前述しましたが、内容がわかってしまうというデメリット、スライドをギリギリまで修正する筆者は、配布資料を印刷してしまったあとにスライド内容変更すると参加者と手持ち資料と映写される資料が異なることになります。
今回、資料を事後に配布してみましたが、なかなかいい感じでした。
あらかじめ、資料をあとで配布することを伝えておく必要があります。
また、自分でメモ用紙・筆記用具をお持ちであればいいのですが、「印象に残ったことをメモ」を取っておきたい方のために、メモ用紙を配布しておくことも必要かと感じました。